2012年6月17日日曜日

【瑞穂】四万十川新聞バッグ!



      

  

こんにちは!東京の田舎・瑞穂周辺を飛び回るコトリです。
この前、四万十川新聞バッグをもらったよ!





四万十道の駅とおわ http://www.shimanto-towa.jp/

「四万十川(しまんとがわ)新聞バッグってなに?」って?
それはね四国は高知県「四万十道の駅とおわ」さんでつくられている、
オリジナルバッグのことさ!

先月ね、ぼくのお知り合いで「ローカルデザイン研究会」のコヤマさんが
「最近四国に行って、ローカルデザインの勉強をしてきたよ」と教えてくれました。
でね、前に「それってなあに?教えて!」ってお願いしたら、
つい最近本当に教えてくれたんだ
約束を守ってくれるコヤマさん、ありがとうございますです)。
そこでもらったのが、このバッグ。
コヤマさんは今回の四国研修で「四万十川新聞インストラクター」になったんだって。
このバッグのことや四万十のことを色々教えてくれたよ。


新聞も、きちんとすればこんな姿に変身するの。結構しっかりしてるんだよー!


こんなふうに、道の駅で売ってる商品で折り目を跡づけ(!)して…


なぜかジョージアで持ち手をつくるんだって。ぷぷぷ、おもしろいね。




ぼくが一番感動したのは、
この「四万十川新聞バッグ」がとても丁寧に扱われていることでした。
だって、使うのはただの新聞なんです。
だけれど、”この道具で、こういうつくりかたをして、こういうふうに売る”
っていう”見えない部分”にきちんと価値を置いているの。





これって、
使わなくなったものを大切にする気持ち、
つくる人を大切にする気持ち、
地域の価値をきちんと認識する気持ち…
がないと、本当に、なかなかできないことだと思うの。





これをきちんと実現して、地域の人たちや観光客さんと”気持ちを共有させていく”ことは、
きっと理解されづらいことだし、勇気がいるし、反対もたくさんあったんだと思う。
でも、目には見えないけれど「守るべき価値」を守るには、とっても必要なことだよね。






だってこれって、ただ「へ〜面白いアイディアだね」じゃ済まないもの。
ただ上辺だけすくってデザイン・PRするんじゃないんだもの。
きっとここには、何度も何度も「魅力の発見/発掘/発信」に対する「強い気持ち」が
たくさん詰まってる
それは、価値を守るセンス、生き方のセンスがぎゅっと詰まってる。
それを、ぼくはひしひしと感じました。





それを実現して、未来を開拓していっている素敵な地域が本当にあるんだ!
そんなことに、ぼくはとっても感動したんだ。
ぼくも、こういうデザインを目指しているよ。
利益だけを追求するより、きちんと利益が出る仕組み”を考えて”価値を売る”の。
時間はかかるかもしれないけれど、その方が「ホンモノ」だと思うから。







コヤマさん、教えてくれてありがとう。
四万十、行ってみたくなっちゃう。









------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
コトリのほんとのお仕事はこちら→http://sites.google.com/site/welcomecotori/
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


  
  











2 件のコメント:

  1. ペットボトルや新聞紙を使えばエコに貢献しているっていうのは世界的な視点も含めて広域のリサイクルからよく考えてみた方がいいと思う。でも、梢さんが感動しているのだから、それを気転に瑞穂のエコバックデザインを考えてみたらどうかな?大型のSCや地元の商店がシステムも含めてとりいれてくれたら、全体からの省エネ度があがるような気がします。

    返信削除
  2. 鏡味さんへ
    コメントありがとうございます!
    リサイクル問題、私は軽くしか知らないのですが、調べると色々あるようですね。
    勘違いさせてしまいごめんなさい、文構成上、結構割愛してしまいました^^;
    私が感動したポイントは、目に見えない価値をきちんと価値として扱う仕組みを作り運営させていく姿勢でした。よく町の方々は、素晴らしいものをつくっているのに、ご自分でその価値を認識されていなかったりするんです。それは、やはり値段を下げて価値を自ら下げてしまっていたりする方も中にはいらっしゃるので、私はそれは本当に勿体無いことだと思うんです。なので、その価値を再認識し、正しく評価される仕組みがあれば、ご自身も、住民も、そして観光客の方も、正しい評価ができ、より豊かになると思うんです。その仕組みを、四万十川の皆さんはきちんとつくられたんだな、と思うと、勇気や努力に感動してしまうんですよね。私もここから何か学べればと思いました(^-^)

    返信削除